多くの人々にとって、非日常体験の拠点となる関西の窓口。
その利便性に法律やルールを考えて調整する仕事の楽しさ。
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運用系部門
運用本部関西空港運用部 兼 T1リノベーション部
2019年度入社U・M
※社員の所属、インタビュー内容は2023年1月時点のものです。
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関西エアポートを選んだ理由
インフラに携わりたいという子供の頃からの夢。
地域に根ざした空港で地域活性化に貢献したい。地域活性化に興味があり、インフラに携わりたいという気持ちが強く、関西エアポートへの入社を志望しました。私の母方父方それぞれの祖父が自治体の職員や鉄道会社の職員で、公共的な仕事というのはいろんな方の生活を支えているんだなというのを小さい頃から見ていて、そんな仕事に憧れがありました。やはり、鉄道などインフラがあることで地域がうるおいますよね。配線された地域と配線されていない地域を比べると地域差があるというのを小さいながらに実感しているところがありました。公共交通機関や地域のサービスを支える自治体の働きというのは、地域にとってなくてはならないなと中学生くらいから思っていたので、自分もそれに携りたいと考えたのがインフラに興味を持ったきっかけです。
前職は鉄道系列で、転職活動の際には他の企業も受けたのですが、地域活性化について考えると、全国転勤がある企業よりも、地域に根ざしたビジョンのある勤務形態的にも望ましかったということが関西エアポートに決めた理由です。
今、空港に立って感じていることは、前職と同じ事務仕事なので大きな違いは感じないのですが、事業形態に関しては空港運用が基本なので、インフラという観点では鉄道会社よりも空港の方が自分の理想により近い気がしています。また、職場の皆さんが気さくで、とてもコミュニケーションが取りやすく仕事がやりやすい環境であると感じています。 -
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現在携わる仕事について
お客さまと法律に縛られた機関の目線に立って、
様々な調整を進めることにやりがいを感じる。2019年の入社当初は旅客サービス関連のグループにて、到着口やトイレなどを示すお客さまへの案内サインなど空港案内にかかわる業務や、災害時の多言語対応に関するマニュアル作成に従事していました。2020年からは、新型コロナウイルス感染症の水際対策にかかわる到着運用について、CIQ(税関・出入国管理・検疫所)機関や航空局と連携し、受入体制の調整を担当。日本到着時の検査や陰性証明書などドキュメントのチェックを設けることで、国内にウイルスを入れないようにし、国内での蔓延を防ぐというのが水際対策です。その際、通常の手続きでスムーズに入れるものが、水際対策ではプラスαの手続きが発生します。水際対策自体は検疫など国の機関が行うのですが、お客様によって通るルートを分けたり、使用できるエリアが限られたりと運用の変更が発生するため、当社としてもそれらの計画について協力していました。現在、より効率的に多くのお客さまを受け入れられるように、第1ターミナルを随時改修する「T1リノベーション」というプロジェクトが進行中なのですが、2022年からはCIQ機関にかかわるT1リノベーション工事の調整にも携わり、工事制約と運用を両立できるように努めています。CIQなど各機関はそれぞれの法律に基づいて業務されていますので、そこにも配慮しつつ調整をするのは難しい点だと感じています。その反面、普段の目線では触れることのできない細かい部分を学べることが楽しくもあります。例えば、旅行へ行く時はスタンプをもらうだけの感覚かと思いますが、その背景には法令や制度があって審査されているのだというような、裏側のことも理解できる。お客さまの目線で利便性の高いものを考えつつ、法律に縛られた機関の要望も考えなければなりませんので、双方の目線での調整が求められているところが難しくもあり、やりがいも感じるところです。
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会社の好きなところ
非日常体験の拠点で働くという立ち位置が好き。
プライベートを充実させられるのもポイント。私自身、空港という場所が好きなんですね。地方空港や鉄道の駅と比べると、国際空港に来られるお客さまというのは、ほとんどの場合が遠方へのご旅行が目的なんですよね。そう考えますと、国際空港はそれぞれの皆さんの非日常が集まっているような場所だと思いますし、そういった経験の拠点になっている場所というイメージを持っています。関西の窓口として、そのような多くのお客さまを受け入れることができる環境や立ち位置を、とても気に入っています。
それから、在宅勤務や休暇を柔軟に活用することができて、プライベートを充実させられるところもこの会社の好きなポイントです。私の場合は国の機関と直接会うことが多くて出勤が基本になりますので、週に1度あるかないかなのですが、予定がなければ在宅勤務しています。特に申請なども必要なく、自分の仕事の都合に合わせて選択できるのは便利です。勤務開始時間を調整できるフレックス制もありますので、午前中に病院へ行ってから勤務することもできます。また、完全週休二日制なので、温泉やサウナへ行ってリフレッシュしています。年末年始は土日に加えて有給も取得させていただき、在宅勤務も合わせて10日くらい実家でゆっくりさせていただけました。実家が石川県能登地方と遠方ですので帰省しやすく、とてもありがたかったです。 -
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関西エアポートは空港会社ですが、空港運用以外に営業の業務や技術部など複数ありますので、いろいろな業種に関われます。幅広いことに携われて面白いのではないかなと思います。いろいろな経験を積めますので、興味のある方はぜひご応募ください。
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