社員一人一人を、
世界レベルの専門人材へ。
関西エアポートは、ワールドクラスの空港運営会社となるため、「世界レベルの専門人材を育成し、
職員が働く喜びと誇りを共感する風土を醸成する」ことを目標に掲げています。
そのため、階層別研修や語学研修を始めとし、筆頭株主の一社である、VINCI Airportsと連携したグローバルな研修等、
関西エアポートならではの多様な研修制度を用意し、社員一人一人が世界で通用する人材に成長できるようサポートしています。
ここでは、弊社の研修制度の一部をご紹介します。
新入社員研修
- 新入社員は、入社後の約3か月間、社会人基礎力および空港運営会社に勤務する上で必要な基礎知識を身につけるため、空港内外の施設見学や座学、ビジネスマナー研修や空港オペレーション研修など、様々なプログラムに取り組みます。
写真は、関西エアポートの新入社員が、新入社員研修の一環で、グループ会社であるCKTS株式会社のグランドハンドリング業務を見学した際の様子です。
空港運営は、旅客ハンドリング・貨物ハンドリング・空港案内・リテール事業など、様々な業務の連携によって成り立っています。
新入社員研修期間中は、そうした様々な空港サービスを実際に見学・体験することで、一空港職員としての自覚を養います。
国内外の他空港視察
- 私たちは、ワールドクラスの空港運営会社をめざす上で、国内外の他空港について知ることはとても大切だと考えています。そこで、毎年、新入社員研修の一環として、自身の業務やめざすべき空港運営の姿への視野を広げ、また各空港の優れた事例を学ぶことを目的に、国内外含めた様々な空港の視察を実施しています。
海外研修制度
~Learning Journey~
- VINCI Airportsと連携し、同社のパリ本社への長期海外派遣研修を実施しています。現地では、言語はもちろんのこと、世界各地の空港の開発・運営を手掛けるVINCI Airportsが持つ最先端の知識・技術を学びます。大規模な国際空港を運営する私たちにとって、グローバル人材は不可欠であるため、積極的に育成を進めています。
※一時的にプログラムを中断していますが、今後実施予定です。
自己啓発支援プログラム
関西エアポートでは、社員一人一人が自分自身の意思で、自律的にキャリア形成に取り組むことができる環境が整備されています。社員の自己学習を支援する目的でオンライン学習サービスが導入されており、社員は多様な学習コンテンツから自分のニーズに応じたものを選択し、自由に学習することができます。
また、社内に多くの外国人役員・社員が在籍する上、社外でも海外のお客様、空港関係者等、多様なバックグラウンドを持った方々と関わる機会が多いため、語学レッスン受講に対する費用補助等、語学学習の支援にも力を入れています。
制度を活用した社員の声
※各社員の所属、インタビュー内容は2025年6月時点のものです。
海外研修で感銘を受けた堂々と意見交換する現地空港職員の姿。
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新入社員研修国内外の他空港視察
航空営業本部エアロ企画管理部予測分析グループに所属し、航空系実績のデータ管理を担当しています。
入社後は、新入社員研修の一環として、航空系知識について学ぶ運用研修を2か月間受け、部署配属から半年後に、韓国研修で仁川空港と金浦空港を訪問しました。運用研修では、慣れない専門用語の理解に苦労しましたが、複雑な空港システムと働く人々の努力の集積が、空の玄関口である空港を支えていることを実感しました。また海外研修では、最先端技術を導入し、娯楽性を追求した空港施設だけでなく、意見交換の場で堂々と話す現地空港職員の姿に感銘を受けました。
この体験が、「空港を支える一員として、日々の業務に真摯に取り組み、成長し続けたい」という向上心に繋がっています。エアロ企画管理部予測分析グループ
2024年度入社
I・M
毎日継続することで英語に触れる習慣が身につき、ヒアリング力が向上。
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自己啓発支援プログラム
技術部門に所属し、KAPグループ全体の投資管理や技術部門の予算管理を担当しています。
2025年4月から半年間、会社の補助を受けて毎日25分のマンツーマンオンライン英会話レッスンを受講しています。毎日継続することで英語に触れる習慣が身につき、特にヒアリング力が向上したと感じています。業務上、役員が参加する会議が多いのですが、外国人役員の英語での発言内容を通訳なしで理解できる場面が増え、議論の流れを把握しやすくなりました。最初はレッスン時間の確保が難しかったですが、日常的に外国人スタッフに積極的に話しかけることで英語への抵抗感が減り、学習のモチベーション維持にもつながりました。
今後も継続し、業務理解の精度向上に活かしていきたいです。技術統括部EMOグループ
2016年度入社
A・M