空港を支える技術部門の新人たち。若手社員3名が語る「仕事・職場・働き方」のリアル

関西の空の玄関口を担う関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港、神戸空港。華やかな空港の裏側では、多くの技術者が日々、安全で快適な運営を支えています。

今回は2026年春に2年目を迎えた関西エアポートグループで働く技術系職種の社員3名に、仕事内容や職場の雰囲気、将来の展望について話していただきました。

  • I.H

    関西エアポート株式会社 技術本部技術統括部EMOグループ所属。関西エアポートグループ全体の投資管理を担当。

  • Y.Y

    関西エアポート株式会社 技術本部特殊設備部空港設備グループ所属。空港の設備更新や新設工事を担当し、安全で円滑な運用を支える。

  • K.S

    関西エアポートテクニカルサービス株式会社 設備管理部関空機械保守課所属。空港設備のメンテナンス計画、保守点検実施に関する業務を担当。

工事管理から経営会議の設定まで。1年目の仕事内容と、印象に残った出来事

椅子に座って話すI.Hさん、Y.Yさん、K.Sさん/I.H., Y.Y., and K.S. sitting in chairs and talking
左からI.Hさん、Y.Yさん、K.Sさん

まずは3人の業務内容を教えてください。

I.H:

私は空港の維持・発展に向けた投資戦略に携わっています。各部署の投資案件について、経営陣が審議するための資料作成や場づくりが主な役割です。グループ全体を横断的に把握できる点が、この仕事の特徴ですね。

Y.Y:

私は空港設備のプロジェクト担当です。空港のターミナルビルと航空機をつなぐ搭乗橋や手荷物搬送システムといった、空港運営の要となる設備の工事などを担っています。建築やIT、電気などさまざまな部署と調整しながら進めています。

K.S:

私は設備管理部で、主に分煙機や給湯器など、空港をより快適にするための機械設備の保守管理を担当しています。メンテナンス計画の立案から、保守点検を実施するための仕様書作成、発注手続き、現場の監督業務まで一貫して携わります。

1年目の印象的な思い出や、「この仕事に就いて良かった」と感じたことはありますか?

I.H:

関西エアポートグループは、経営に関わるメンバーにも国際色豊かな人材が多く、投資審議の資料や会議では、日本語と英語の両方を使う場面が多くあります。英語を学びたかった私にとって、良い経験を積める環境だと感じています。

Y.Y:

私が関わっている設備は海外製のものも多く、1年目にシンガポールの工場へ搭乗橋の製品検査に赴いたことが印象深いです。安全への責任の重さを肌で感じると同時に、自分の仕事が空港のインフラを支えているのだと実感しましたね。

シンガポール出張について話すY.Yさん/Y.Y. talking about her business trip to Singapore

K.S:

Yさんの言うように、私も自分の仕事が空港全体の安全・安心につながっているのを日々、実感しています。機械設備の点検作業が無事に完了するたび、大きな達成感を得ますし、施設を利用されているお客さまの姿を見ると、より仕事への意欲が湧いてきます。

技術系のイメージを覆す、フレンドリーでフラットな雰囲気

それぞれの職場の雰囲気について教えてください。

I.H:

関西エアポートグループは非常に国際色豊かですね。経営陣にはフランス出身者が多く、従業員の国籍も多彩。私のチームにも海外出身の方がいます。

関西エアポートグループの社風について話すI.Hさん/I.H. talks about the corporate culture at Kansai Airport Group

Y.Y:

日本人社員の出身地もバラエティに富んでいます。私は関東出身で、入社前は「関西の人が多い会社なんだろうな」と思っていましたが、実際は全国各地から多様な人材が集まっていて驚きました。

I.H:

会社全体で見ると、男女問わずさまざまなバックグラウンドを持つ社員が働いています。私は同じグループに年の近い女性の先輩がいるので、話しやすく、気軽に相談できる環境だと感じています。

K.S:

私の部署は100名を超える大所帯で、20代から60代まで幅広い層が活躍しています。男性が多い職場ですが、近年は毎年女性社員も入社していますし、年齢・性別に関係なくコミュニケーションが活発です。先輩方が常に気にかけてくださるおかげで、不慣れだった発注業務や電話対応も、今では自信を持ってこなせるようになりました。

Y.Y:

技術系の職場は、寡黙で職人気質なイメージを持たれることもあるかもしれませんが、関西エアポートグループでは年齢層も広く、フレンドリーな人が多いと感じますね。

特殊設備部空港設備グループは、プロジェクトごとに建築やIT、電気など他部署と連携することが多く、自然とコミュニケーションが増えることが、風通しの良さにつながっているのかもしれません。

K.S:

私の部署も公私ともに仲が良く、一緒にBBQやスノーボードを楽しむこともありますね。仕事以外でも良い関係が築けていることが、働きやすさにつながっていると思います。

職場の働きやすさについて話すK.Sさん/K.S. talks about workplace comfort

I.H:

福利厚生として、コアタイムなしのフレックスタイム制度(※)の利用のしやすさも魅力ですね。私の部署でも、各自が育児やプライベートとのバランスをとりながら働いています。また、リーダーが極力、残業をしない方なので、周囲も制度を気兼ねなく利用できる空気がありますね。

※関西エアポートグループでは、交替勤務制の部署などを除き、コアタイムのないフレックスタイム制度を導入

Y.Y:

加えて、年次有給休暇を5日間連続で取得することが推奨されています。空港で働いていることもあり、旅行好きの社員が多く、海外へ出かける人も多いです。

I.H:

私も今度スペインに行く計画を立てています!

K.S:

いいですね。私は台湾で本場のタピオカドリンクを飲み歩きしたいと思っています。しっかりリフレッシュできる環境があるからこそ、また次の仕事への意欲が湧いてきますよね。

やりがいと2年目の展望。関西エアポートグループだからこそできること

最後に、今後の展望や目標を教えてください。

I.H:

いま所属している投資管理の仕事は派手ではありませんが、経営の意思決定を支える重要な役割です。経営陣の審議がスムーズに進むようにデータを整えたりと、会社全体の方向性に関われることにやりがいを感じています。

今の仕事で培っている「グループ全体を俯瞰し、各部署と連携を取る経験」は、将来どの部署へ進んでも活かせる強みになると思います。

K.S:

1年目は設置数の少ない設備を中心に担当したのですが、今後は空調機や昇降機など、より多くの方が利用する主要設備の保守点検にも携わりたいです。

計画から現場監督まで一貫して担う立場として、大切にしているのは関係部署との丁寧な事前調整です。工期の遅延を防ぎながら、安全かつ確実に作業を完了できるよう、今後も心掛けていきたいと思います。



Y.Y:

関西エアポートグループの特色は、なんといっても関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港、神戸空港の関西3空港の運営と管理を担っていること。環境や条件の異なる空港を間近で見ることができますし、多様な知見を得ることができます。

関西国際空港第2ターミナルでは、既存の手荷物搬送システムを流用・改修したプロジェクトに携わり、初めて完成まで関わることができました。将来的には、計画から施工、運用までを一貫して担えるようなスキルを身につけていきたいですね。

並んで立つK.Sさん、I.Hさん、Y.Yさん/K.S., I.H., and Y.Y. standing side by side

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“Fly High”とは

より高みをめざし、未来を拓く取り組みを続ける関西エアポートグループの裏側には、空港を支えるたくさんの人の努力や願いが詰まっています。

「Fly High」では空港で働く人、空港とともに育った人、飛行機が好きな人、十人十色なストーリーを通じて、空港に携わる人たちの仕事に懸ける思いと描く未来をお伝えします。