失敗も手応えもすべてがチカラに。 事務系職種の若手4人が語り合う、現場と成長

空の玄関口として多くの人が行き交う空港。その裏側では、案内、運用、商業、営業といった多様な職種が連携しながら、安全で快適な空港運営を支えています。

今回は2026年春に2年目を迎えた関西エアポートグループの若手社員4名に、日々の仕事や印象的な出来事、今後の展望などについて話していただきました。

  • F.M

    関西エアポートオペレーションサービス株式会社 KIXターミナルエリアオペレーションセンター ターミナルマネジメントグループ所属。空港内のインフォメーションカウンターやコールセンターにて多言語での案内業務を担当し、迷子対応や体調不良のお客さまへの対応、介助を含む各種サポート業務に携わっている。

  • K.Y

    関西エアポート株式会社 運用本部 関西空港運用部 KIXオペレーションセンター所属。空港を離着陸する航空機の運航監視、非常事案の初動対応などを担当。

  • T.T

    関西エアポートリテールサービス株式会社 マーチャンダイズ部商品第3グループ所属。免税店・土産ショップの新店立ち上げ、改装、商品のバイヤー業務などを担当。

  • J.K

    関西エアポート株式会社 航空営業本部 エアロ事業開発部 エアライン事業グループ所属。国際ネットワーク拡充のための路線誘致に関する業務に従事。東南アジアと香港・台湾・マカオのエアライン営業を担当。

1年目の仕事について。案内、運用、商業、営業、それぞれの現場

椅子に座って話すT.Tさん、K.Yさん、J.Kさん、F.Mさん/T.T, K.Y, J.K and F.M in their chairs
左からT.Tさん、K.Yさん、J.Kさん、F.Mさん

皆さんは2025年入社の同期ですが、仕事内容はかなり違いますよね。まずはそれぞれの業務内容を教えてください。

F.M:

私は関西国際空港のインフォメーションカウンターやコールセンターでの案内、空港内の巡回、拾得物の対応を担当しています。大学で学んだ英語とスペイン語を活かして、海外のお客さまのご案内もしています。

K.Y:

私は航空機の運航状況を監視し、遅延や到着状況に応じてスポットやチェックインカウンターの配置を調整しています。また、バードストライク(※)や緊急着陸などの非常事案が発生した際は、関係部署と連携して初動対応を行います。

※離着陸時や飛行中の航空機に鳥が衝突する事故のこと

T.T:

私は、空港内の免税店や土産ショップで取り扱うお菓子や雑貨のバイヤー業務に加え、ショップの立ち上げや改装、レイアウトの企画にも携わっています。メーカーとの交渉から商品選定、売り場展開まで、一連の業務を担当しています。

J .K:

私はエアライン営業として東南アジアと香港・台湾・マカオを担当しています。新規路線の誘致に関する業務や、関西国際空港第2ターミナル内のビジネスジェット専用施設「Premium Gate 玉響(プレミアムゲートたまゆら)」の利用促進を担当しています。

1年目の忘れられない出来事。「あなたで良かった」から「タイヤから煙!」まで

お客さまの紛失物対応について話すF.Mさん/F.M, talking about customers’ lost-and-found items

1年目の忘れられない出来事はありますか?

F.M:

台湾から1人で来日された、同年代の女性のお客さまへの対応です。到着直後にパスポートを紛失され、インフォメーションへお越しになりました。

1つずつ手がかりをたどり、無事にお手元へ戻ったとき、お客さまは泣きながら「あなたが担当で本当に良かった」と言ってくださいました。この仕事のやりがいを強く感じた瞬間です。

K.Y:

素敵なお話ですね。対照的に、私は冷や汗をかいたエピソードを。独り立ちして1か月ほど経った頃、「到着機のタイヤから煙が出ている」と緊急連絡が入りました。現場でよく起こる事案は頭に入れていたのですが、「タイヤからの発煙」は完全に想定外。動揺から初動が遅れてしまいました。

原因はオイル漏れでしたが、あのとき先輩から言われた「常に最悪を想定し、最も安全な選択をしなさい」という言葉は今も胸に刻まれています。あの失敗が、私の安全への意識を根本から変えてくれました。

商品選定のポイントについて話すT.Tさん/T.T, talking about tips for selecting merchandises
T.T:

私は、関西国際空港・大阪国際(伊丹)空港・神戸空港の3空港で販売する商品の選定を担当しています。商品選定に重要なのは、空港を訪れるお客さまの層や動向を敏感にとらえるアンテナです。

昨年は韓国からのお客さまの急増に着目し、そのニーズにあわせた商品を増やしたところ、売上がアップ。結果を数字で確認できた瞬間は、大きな手応えと達成感を得られました。

J.K:

私はエアラインの新規就航イベントを担当したことが印象に残っています。事前の調整は先輩方と連携しながら進め、当日は東南アジア担当として、エアラインとの折衝やVIP対応など現場対応を中心に携わりました。

朝5時半から現場に入り、多くの関係者と協力してイベントを成功させた経験は自信につながっています。

関西エアポートグループの文化とは。知識を共有し、成長し合えるチームワーク

皆さんの職場はどんな雰囲気ですか?

F.M:

チームで支え合う文化が強く、わからないことがあれば先輩がすぐに助けてくれます。インフォメーションの仕事は空港全体の知識が必要ですが、1年目で完璧にこなすのは難しいので、周囲のサポートに日々助けられています。

職場環境について話すK.Yさん

K.Y:

「チームで支え合う文化」は私も共感します。入社前はインフラ企業なので、堅い職場を想像していましたが、実際はとてもフレンドリー。上司も気さくですし、先輩方がなんでも相談しやすい雰囲気をつくってくれています。

T.T:

私の所属する関西エアポートリテールサービスも、フレンドリーな雰囲気は共通しています。また、関西エアポートグループには、多様な国籍やバックグラウンドを持つ社員が在籍しており、国際色が豊かなところも特徴ですよね。

J.K:

役員や管理職との距離の近さも魅力です。質問があれば役員室にも気軽に足を運べますし、いつでも笑顔で話を聞いてくれます。

働き方の面でも、休暇制度やフレックスタイムなどの制度が活用しやすい環境が整っています。有給休暇は1年目から年間23日あり、連続5日間の取得も推奨されています。

K.Y:

私は24時間運用の総合オペレーションセンターという職場なので、どうしても早朝や夜勤のシフトはありますが、休みは非常に取りやすいです。これはグループ会社を含めて共通の良い点だと思います。

今後の展望と就活生へのメッセージ。新たな挑戦が空港の未来に

椅子に座るT.Tさん、K.Yさん、J.Kさん、F.Mさん/T.T, K.Y, J.K and F.M in their chairs

最後に、今後の展望や、空港職員を志している就活生へメッセージはありますか?

K.Y:

1年目は覚えることに必死で受け身になりがちでしたが、2年目は先回りした調整ができるようになりたいです。

また、人手不足という業界共通の課題に対し、テクノロジーを活用して、安全・快適な環境を維持できる仕組みを構築していきたい。こうした課題に、ともに挑んでくれる仲間が増えるとうれしいですね。

T.T:

私は今後、メーカーとの連携を深め、空港限定商品の開発にも挑戦したいです。

就活時は「関空で働きたい」という一心で、関西国際空港関連の会社しか受けなかった私ですが、グループ会社も含め関連企業を幅広く受けたことで、自分が本当にやりたい仕事が明確になりました。皆さんも、自分の「軸」を大切に、就活を通じて確かなビジョンを見つけてほしいですね。

J.K:

私も航空業界にしぼって就活をしていました。狭き門ではありますが、志望理由と熱意を自分の言葉でしっかり表現できれば、会社は必ずその思いを受け取ってくれるはず。

私自身は今後、英語を活かせるフィールドで活躍できるように、挑戦を続けていきたいです。まだ語学力に不安もありますが、その気持ちを前向きな原動力にして、現場での経験を重ねながら成長していきたいと思っています。

F.M:

空港での業務は常に新しい知識を吸収することが重要ですよね。ここには多くのプロフェッショナルがいて、チームで高め合える環境があります。私自身も案内業務の知識をさらに広げ、どんなお問い合わせにも確実に対応できる力を磨いていきたいです。

空港に並んで立つK.Yさん、F.Mさん、J.Kさん、T.Tさん/K.Y, F.M, J.K and T.T at the airport

* 関西エアポートオペレーションサービス株式会社は、職種に応じてプロフェッショナル職として採用しています。

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“Fly High”とは

より高みをめざし、未来を拓く取り組みを続ける関西エアポートグループの裏側には、空港を支えるたくさんの人の努力や願いが詰まっています。

「Fly High」では空港で働く人、空港とともに育った人、飛行機が好きな人、十人十色なストーリーを通じて、空港に携わる人たちの仕事に懸ける思いと描く未来をお伝えします。