Kansai Airports


循環経済

空港内のごみを分別回収し、廃棄物の削減とリサイクル率の向上に向けて取り組んでいます。また、環境にやさしい空港の実現をめざし、使い捨てプラスチックごみの削減策として、直営店舗のショッピングバッグをエコ素材へ変更したり、紙ストローなどプラスチック以外の素材への変更を推進しています。
上記の取り組みは関西エアポートグループだけでなく、空港関連事業者で構成されるエアポート環境推進協議会を通じて連携を図り、空港全体で廃棄物の焼却処理量・使い捨てプラスチックの使用量の削減をめざしています。

使い捨てプラスチックの削減

木のカップホルダー

木のカップホルダー

プラスチック製のカップを廃止すると共に、会議室で使用するカップホルダーを木製のものに変更しました。

環境にやさしいアメニティ

バイオマスアメニティ

ホテル日航関西空港で使用するアメニティを環境にやさしいバイオマス素材のものに変更しました。
また、大阪空港ホテルにおいても環境にやさしいアメニティへの置き換えなど行い、プラスチック使用量の削減に取り組んでいます。

貨物梱包材などのリサイクル

貨物梱包材などのリサイクル

関西エアポートグループの事業から排出される廃棄物においてもリサイクルを進めています。
グループ会社のCKTS株式会社では航空貨物の取り卸し業務で発生する貨物梱包フィルムのリサイクルを2023年6月に開始しました。また、発砲スチロールについても溶融機を使用し2023年8月よりリサイクルを開始、木くずについては2024年8月よりリサイクルを開始しました。


廃棄物の削減・分別・リサイクル

紙ごみのリサイクル範囲拡大

紙ごみのリサイクル範囲拡大

空港内では紙ごみが多く排出されるため、紙由来のごみを品目整理し、より多くの紙資源をリサイクル出来るようにしました。その中で一部リサイクルされていなかったシュレッダーごみやその他古紙類(紙箱・紙袋等)についても2023年度末より順次リサイクル範囲を拡大し、資源の有効活用を進めています。

生ごみ処理機

生ごみ処理機

KIXの社員食堂および一部のラウンジで生ごみ処理機を導入しています。この生ごみ処理機は、生ごみを微生物により生分解するもので、排出される分解水は下水へ排出されます。「運ばず・燃やさず・その場で処理」することは、焼却する廃棄物量やごみ袋の燃焼によるCO2排出量を削減できるだけでなく、スタッフの運搬労力の削減にもつながっています。

水平リサイクル

水平リサイクル

KIXではペットボトルの水平リサイクル推進に取り組んでいます。
ターミナルビル内の「ボトルtoボトル」取り組み専用の回収ボックスを使用することで、お客様1人ひとりが資源循環の取り組みに参加出来る仕組みです。
使用済のペットボトルを"資源"ととらえペットボトルに再生することで、資源の循環はもちろん廃棄物の削減やCO2削減にも貢献できます。

スーツケースリユース

スーツケースのリユース

お客様の不要となったスーツケースを預かり、リユースする取り組みも行っています。


関西エアポート株式会社は、2016年4月1日より関西国際空港および大阪国際空港の運営権を継承しました。それ以前の運営に関する記事・資料には、当時の運営会社である新関西国際空港株式会社(現:空港所有者)名が記載されていることがありますのでご了承ください。