Kansai Airports


東アジア空港同盟
(EAAA; East Asia Airports Alliance)

EAAA EAAAとは

急速に変わりつつある航空市場と東アジア地区の高まる需要に応えるため、2001年12月に、日本、中国、韓国の主要空港会社で構成される東アジア空港同盟(EAAA; East Asia Airports Alliance)が韓国・済州島で組織されました。

EAAAの加盟空港は少なくとも年1回の定期会議を開催するほか、必要に応じて追加会議を開催することになっています。定期会議の主催空港は持ち回りで、2013年の第12回定期会議は関西空港にて開催いたしました。

EAAAはその創設以来、空港の運営および管理に関連する共通の問題を熱心に議論し、東アジア地区における航空サービスおよび旅客サービスの改善に努めています。

EAAAの活動

EAAA加盟空港は設立以来、さまざまなトピックについて発表及び意見交換を行って参りました。これまでの主な活動についてご紹介します。

共同ホームページの構築

東アジア圏内を旅行されるお客様が必要な情報を簡単に入手出来るよう、この紹介ページから各空港ホームページへの相互リンクを張りました。

空港内案内表示の標準化の討議

加盟空港が共同編集した「EAAA推奨用語及びピクトグラム用例集」に基づき、将来におけるターミナルの増改築に備えた案内表示の標準化を討議しました。

共同CS(お客様満足)キャンペーン

お客様によりよいサービスを提供するためのアイデアを共有しました。

コスト効率に関する取り組み

コスト効率を改善するための様々なアイデアを持ち寄り、共有しました。

旅客動線簡素化

各加盟空港における乗継旅客動線について検証し、意見を交換しました。さらに、今後の取り組みとなる加盟空港間の旅客動線簡素化に関する共同事業について協議が行われました。

エアポート・マーケティング・プロモーション

旅客の期待に応え、持続的発展へ向けた空港総合活用を強化するため、各空港におけるサービス促進に関する様々な成功事例を相互に紹介し、共有しました。

セキュリティ

「空港の安全・安心」について発表及び意見交換を行いました。

ユニバーサル・デザイン

空港内の施設面及びサービス面双方におけるユニバーサル・デザインに関して、情報交換を行いました。

環境

「持続可能な環境空港になるための戦略」について発表及び意見交換を行いました。

インターモーダル輸送

航空機、鉄道、車両、船舶などの輸送機関を組み合わせてお客様や貨物を運ぶ複合一貫輸送について、意見交換を行いました。

商業分野の取組み

空港の商業分野について、発表及び意見交換を行いました。

加盟空港会社

加盟空港会社

日本 成田国際空港株式会社
日本空港ビルデング株式会社
東京国際空港ターミナル株式会社
関西エアポート株式会社
中部国際空港株式会社
中国 首都機場集団公司
上海機場集団有限公司
香港国際機場
CAM-澳門国際機場専営股份有限公司
広東省機場管理集団有限公司
大連国際機場股份有限公司
韓国 仁川国際空港公社
韓国空港公社

関西エアポート株式会社は、2016年4月1日より関西国際空港および大阪国際空港の運営権を継承しました。それ以前の運営に関する記事・資料には、当時の運営会社である新関西国際空港株式会社(現:空港所有者)名が記載されていることがありますのでご了承ください。