関西エアポートグループのBCP対策工事が、令和4年度おおさか気候変動対策賞※を受賞しました。関西国際空港では、2018年9月の台風21号による被災を受け、空港島周辺の護岸を通常の嵩上げ量に加え気象変動による海面上昇の予測分を追加した嵩上げなど、多方面で対策を行いました。
今回の受賞は、気候変動により大型化した想定外の台風などの影響を軽減・抑止し、関西経済への 影響を最小限に抑えること目的とした、これらの防災事業が継続性・波及性などの総合的な観点からも、適応分野において最も優良な取組みであると評価されたものです。
<主な取り組み>
■気候変動による海面上昇の予測分を追加した護岸の嵩上げ
■消波ブロックの設置
■電気設備の地上化
■大型止水版の設置
※ 大阪府内に事務所を有する事業者又はその事業所等を対象に、気候変動対策及びヒートアイランド現象の緩和対策に関し、他の模範となる特に優れた取組みを行ったものに対し授与されるもの

【参考】
・おおさか気候変動対策賞
・関西エアポートBCP