地域活動

空港見学ツアーや出張授業などのプログラム、地域イベントへの参加、周辺地域の生活環境の改善事業など、さまざまな活動を展開し、地域と空港が共に成長できる関係づくりをめざしています。

地域と共に

小学生を対象とした環境施設見学ツアー

親子環境ツアーで小学生とその保護者が施設を見学してる様子の写真
関西国際空港の環境への取り組みを学ぶ「親子環境ツアー」を周辺地域の小学生(高学年)と保護者を対象に開催しています。航空機の離着陸施設や空港インフラの説明をはじめ、環境に配慮したエネルギー・水・ごみ処理施設の見学を実施。さらに、通常は非公開の場周道路や消防本所の見学も行っています。

空港・航空機への理解を深める出張授業や見学会

空港のチェックインカウンターを見学する小学生の写真
関西国際空港および神戸空港では、小学校への出張授業や空港見学会を通じて、子どもたちが空港や航空機への理解を深める共育の機会を提供。これらのプログラムを通じて、持続可能な社会の実現と次世代航空人材の育成に取り組んでいます。また、関空展望ホール「Sky View」における空港施設バックヤード見学や「わくわく関空見学プラン」など、さまざまな見学ツアーを展開しています。

3空港の特色あるイベントを多数開催

空港の消防車を見学する親子連れの写真
関西エアポートは、地域コミュニティと経済の発展に貢献する地域密着型の空港づくりを目指し、多彩なイベントを開催しています。9月20日の『空の日』には、3空港それぞれで航空会社やスタッフと協力し、全世代を対象としたイベントを実施。人気の「滑走路ウォーク」では、普段は入れない滑走路の見学ができます。これらのイベントを通じて、地域の皆さまに航空業界をより深く理解していただけるよう取り組んでいます。

大阪湾の年間ごみ回収量の約2割を回収 海の豊かさを守る活動

海岸で清掃活動をする人々の写真
NPO法人大阪府海域美化安全協会と協力し、大阪府や漁連、企業などと共に大阪府海域の美化・安全に取り組んでいます。海域や海岸のごみの清掃・回収を実施し、漁業関係者との連携により、大阪湾の年間ごみ回収量の約2割(約1,300㎥)を回収しています。これにより、海洋プラスチックごみ対策を含む生態系保全に貢献しています。

藻場環境創造の取り組み 地域との連携

「大阪湾の海の森(藻場)保全・再生プロジェクト」のイベントでの集合写真

藻場の取り組みを発展させるため、地域との連携を進めています。

阪南市との連携
「大阪湾の海の森(藻場)保全・再生プロジェクト」では阪南市と協力し、KIXの海藻を移植する活動を行っています。このプロジェクトは大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創チャレンジに登録されています。また、「大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)」にも参加しています。

大阪湾におけるブルーカーボン創出のための連携
大阪湾のブルーカーボン生態系の保全・再生・創出を加速するべく、産学官民で構成される共創プラットフォームとして「大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)」を大阪府と兵庫県が設立しており、関西エアポートも本アライアンスに参加しています。今後も大阪湾を共有するステークホルダーと共に、より豊かな大阪湾の創出に貢献していきます。

環境と調和した都市型空港

大阪の中心地から近く、空港周辺に商業施設や工場、多くの住宅がある大阪国際空港は、まさに都市型空港です。都市部である空港周辺地域の環境との調和を実現するため、関西エアポートグループでは、環境保全に加え、共生、レジリエンス強化などにも取り組んでいます。空港だけでなく、周辺の自治体でもさまざまな先進的な取り組みが進行中。空港と地域が一体となって、環境と調和した持続可能な都市型空港づくりを行っています。

大阪国際空港と周辺地域のSDGsマップのサムネイル

大阪国際空港と周辺地域のSDGs MAP

各団体の取り組み

ニュースレター「AIRPORT CLUB」の紹介

飛行場を背景に「AIRPORT CLUB」のロゴが入った写真
「AIRPORT CLUB」は、大阪国際空港のイベントや施設の情報、地域の皆さまに向けた取り組み、空港で働くスタッフの様子などのご紹介を通して、空港がより身近で親しみのあるものに感じていただけることをめざしたニュースレターです。