■関西国際空港の候補地は泉州沖に決定
位置
|
陸岸から5km程度離れた所
|
空港能力
|
離着陸回数で15〜16万回/年
|
空港の規模
|
空港の規模:長さ4,000mのクローズドパラレル滑走路2本と長さ3,200m以上の横風用滑走路1本、面積は約1,100ha
|
候補地の比較は、泉州沖、神戸沖、播磨灘の3候補地について7項目にわたって行われ、その概要は次表のとおりであった。
地域 項目
|
泉州沖
|
神戸沖
|
播磨灘
|
利用の便利さ
|
阪神交通都市圏内にあり良
|
阪神交通都市圏内にあり良
|
難点あり
|
管制・運航
|
横風滑走路必要
|
制約多、設置の可能範囲が狭い
|
設置可能範囲が最も広い
|
環境
条件
|
海象
|
海上のため大差なし
|
騒音
|
|
明石海峡周辺地域に不安
|
|
大気
汚染
|
|
海底トンネル必要、換気塔排ガス問題が懸念
|
|
建設
|
|
海底トンネルの建設、維持問題
|
海底池盤良好
|
既存権益との
調整
|
漁業盛んで問題あり
|
船舶航行に影響大
|
良好な漁場に近く影響大
|
域計画との
整合性
|
最も問題が少ない
|
人口、産業の将来方向との整合性に問題
|
交通網の整備に困難性
|
開発効果
|
地域経済効果を期待すると地域計画との整合性に準じる
|
投票結果順位
|
1
|
2
|
3
|
|
|