2期事業における環境への影響を把握し、必要に応じて適切な措置を講じるなど環境質の悪化を防止するとともに、環境保全目標に照らして環境保全上の問題の有無を評価するため、大阪府知事、泉州9市4町の首長で構成される環境監視機構などの指導・助言を得て環境監視計画を策定しており、これにもとづき環境監視を実施しています。
関連記事
手続き等の経緯
■
測定・調査の概要(存在・運用) (2010.8〜)
監視項目
測定・調査項目
調査範囲
調査点
調査頻度
実施期間
騒音
航空機騒音
大阪湾沿岸地域
及び飛行経路周
辺地域
11地点
常時測定
将来にわたり実施
10数地点
年1回程度
飛行経路・高度
数箇所
休止
航空機離着陸回数が年間18万回程度に達した段階で再開協議
低周波音
航空機の低周波音
大阪湾沿岸地域
数地点
年1回程度
平成25年7月までに調査の実施期間について協議
大気質・
気象
窒素酸化物(二酸化窒素・一酸化窒素)、浮遊粒子状物質、光化学オキシダント、炭化水素(メタン、非メタン)、風向・風速
空港島対岸部
1地点
常時測定
運用最大時の3年後まで
水質
透明度、水温、塩分、pH、DO、COD、T-N、T-P、クロロフィルa、SS
内部水面
3点
年2回
(夏季、冬季)
平成25年7月まで
北側連絡誘導路等の施設整備の実施が確 定後、着工前に速やかに内部水面(N1,N2)において年4回(四季)で再開
底質
泥温、強熱減量、粒度組成、pH、COD、硫化物、T-N、T-P
海域生物
植物プランクトン
2点
休止
北側連絡誘導路等の施設整
備の実施が確定後、着工前に速やかに内部水面(N1,N2)において年4回(四季)で再開
動物プランクトン
底生生物
3点
休止
平成25年7月まで
北側連絡誘導路等の施設整備の実施が確定後、着工前に速やかに内部水面(N1,N2)において年4回(四季)で再開
陸生動物
(鳥類)
鳥類の飛来・生息
1期及び2期
空港島内
定点及び調査ライン
運用最大時の3年後まで航空機年間離着陸回数が大幅に増加した段階(20万回程度など)で再開
空港島周辺海域
調査ライン
運用最大時の3年後まで航空機年間離着陸回数が大幅に増加(20万回程度など)、または、2期事業の工事の進行により鳥類の生息環境 に一定の変化が認められる段階で再開
タカ類の渡り
タカ類の渡りの
ルート
1点
運用最大時の3年後まで航空機年間離着陸回数が大幅に増加(20万回程度など)、または、タカの渡りに関する諸情報等により、調査が必要と判断された段階で再開
注)
それぞれの監視項目については、より的確に環境の状況を把握するため、施設の整備、運用状況及び環境監視結果に応じて適宜見直しを行う。
ただし、新飛行経路導入(H10年)後に設けられた飛行経路・高度調査地点では、関西国際空港の飛行経路問題に係る協議会等での協議結果に基づいて調査の要・不要を決定する。
■
測定・調査の概要(建設工事期間中)(1999.6〜2007.8)
■
測定・調査の概要(存在・運用)(2007.8〜)