急速に変わりつつある航空市場と東アジア地区の高まる需要に応えるため、2001年12月に、日本、中国、韓国の主要空港会社で構成される東アジア空港同盟(EAAA; East Asia Airports Alliance)が韓国・済州島で組織されました。
EAAAの加盟空港は少なくとも年1回の定期会議を開催するほか、必要に応じて追加会議を開催することになっています。2002年の第1回定期会議以降、昨年まで計16回の定例会議が開催されました。 会議の主催空港は持ち回りで、2013年の第12回定期会議は関西空港がホストを務め、関西空港にて開催致しました。2018年の第17会定例会議は仁川国際空港公社主催で仁川にて開催されます。
EAAAはその創設以来、空港の運営および管理に関連する共通の問題を熱心に議論し、東アジア地区における航空サービスおよび旅客サービスの改善に努めています。
EAAA加盟空港は設立以来、さまざまなトピックについて発表及び意見交換を行って参りました。これまでの主な活動についてご紹介します。
「持続可能な環境空港に向けた戦略」について討議を行い、環境問題への意識向上を目的とした取組みを加盟空港間で月ごとにリレー形式で実施する「環境リレー宣言」を採択し、各加盟空港が取組みを実施しました。
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航空機遅延防止に向けた取組みや遅延発生時の対応について討議を行い、各空港の先進的な取組み事例を共有しました。当社からは、海上空港である関西空港の特色ある取組みとして、空港アクセスを確保し、鉄道運行停止の影響を最小限とするための施策である防風柵の設置や代行バス運行体制の構築等について発表を行いました。
上記の他、下記の事項についても加盟会社間で、発表・意見交換を行って参りました。
日本 | 成田国際空港株式会社 日本空港ビルデング株式会社 東京国際空港ターミナル株式会社 関西エアポート株式会社 中部国際空港株式会社 |
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中国 | 首都機場集団公司 上海機場集団有限公司 香港国際機場 CAM-澳門国際機場専営股份有限公司 広東省機場管理集団有限公司 大連国際機場股份有限公司 |
韓国 | 仁川国際空港公社 韓国空港公社 |