関西エアポート株式会社


関西国際空港
当社が求める技術

現在(平成19年11月~)、当社が求める技術は以下の通りです。

※下記掲載技術の応募は常時受け付けており、期限は設けておりません。

滑走路・誘導路等

1. 高塩分の土地の緑化(芝地化)に関する技術

塩分に強い芝草、あるいは土壌改良材。

2. 部分補修後の滑走路グルービングを効率よく施工できる技術

オーバーレイ等、舗装補修面における部分的な施工ができるグルービング機械。

3. 地下埋設ケーブルの位置を地表から容易に探査する技術
4. コンクリート舗装版(NC舗装版)膨張目地部の角欠け補修方法及び材料

安価で耐久性に優れ、取り扱い易い材料。
角欠けが多数存在しているため、現在は樹脂モルタルを使用している。

5. 夜間および雨天時に路面標識の視認性を高める技術

誘導路・エプロン等、空港基本施設における蛍光、超撥水等の技術。白舗装上での視認効果を高めたい。

6. 刈草の有効活用または環境にやさしく草の生育を抑制する技術
7. 既設路面標識の消去技術

塗り重ねた路面標識の消去が容易にでき、発生材の回収が簡易にできる技術。
ライン消去機は既設路面を削り取るため、仕上がりがよくない。また、高圧水を使用する場合は剥離剤を使用しなければならず、回収した水の処理が大変であるなど、それぞれに問題があるため。

8. 滑走路のゴム除去の技術

ゴムのみ溶解する技術や、水を使用せずに除去する技術。
現在、高圧水を使用しているが、回収した水や殻の処分が大変であるため。

9. 舗装の層間剥離現象を地表から把握できる技術
10. コンクリート舗装を短期間に嵩上げできる技術

空港のコンクリート舗装について、空港運用を出来る限り制限しないで厚く嵩上げできる技術。

11. 劣化したアスファルト舗装の長寿命化に関する技術

経年劣化しているアスファルト舗装を低コストで再生、長寿命化する技術。

建築施設

1. 経年劣化した屋上アスファルト露出防水の改修技術

経年劣化により漏水が発生するようになった屋上防水(アスファルト露出防水約12,000m2)を、低価格でかつ長期間(15年以上)防水性能が保てるように改修する技術、又はアスファルト露出防水に変わるもので長期(20年以上)防水性能が保てるように改修する技術。

2. 低価格で長期間保護できる鉄骨造建物の塗装材料

鉄骨造建物の鉄部を長期間(10~15年)塩害等から保護でき、かつ、低価格な塗装材料。
現在、下塗り変性エポキシ樹脂2回塗り、中塗り及び上塗りをフッ素樹脂塗料等を行っている。

3. 臭気が出ない、又は少ない、環境に配慮された塗装材料
4.床石の張替え工事を短時間で行う施工方法

利用者の多い施設(利用時間帯AM5:00~PM11:30頃まで)で床石の貼替え工事を行うにあたり、5時間程度で工事を完了し通行規制が解除できる施工方法。

5. 床石(人造大理石)のクラック、欠けを目立たないように補修する技術

誘導路・エプロン等、空港基本施設における蛍光、超撥水等の技術。白舗装上での視認効果を高めたい。

6. 糞公害防止の目的のため、鳥を寄せ付けない技術

現在実施している対策は、施設利用者の主要動線上で、鳥が留まりそうな場所に山型加工した針金を設置。

7. 人力によるガラス清掃を行わなくても、塗布するだけで洗浄効果が得られる材料
8. 人造大理石・ゴムタイル等の床材の清掃を低コスト、省力化できる方法

現在、日常清掃の他ワックスの剥離(4層)を1回/年、ワックスの洗浄補修を4回/年実施。今後ワックスの品質の向上、清掃方法の見直し等により、低コスト省力化できる方法。

9. 断熱効果の高い外装材、屋根材、または改修方法等

既存材料と同程度の価格で優れた断熱効果がある材料、または塗料等、あるいは高い断熱効果が期待できる改修方法。
現在、旅客ターミナルビルでは、熱線吸収ガラス、押出成型セメント板、屋根シート防水材、空港駅では、アスファルト露出防水材等を使用している。

10. 旅客の移動経路を効率的に空調する技術
  • 搭乗橋の通路や旅客ターミナルビルの壁面では、直射日光が当たり、局所的に室内温度が上昇する。また、旅客搭乗橋を航空機に装着させる際、外気が流れ込み搭乗橋内の温度が上昇(冬期は低下)する。この局所的な温度のバラツキを解消する空調技術。
  • 室内の冷房効率を上げるため、ガラス面からの直射日光による熱を妨げる効果が高いフィルム等の材料。安価で、効果が長期に持続し、可視光を反射しない材料で、かつ施工が容易なもの。
11. 外部から設備用配管内部の腐食状況等が確認できる技術

空調設備用および給排水衛生設備用配管について、配管を取り外すことなく、外部から内部の腐食状況等が確認できる技術。

12. 大(開放)空間での臭気の対策

煙草、飲食物、香水等の漂っている臭いを消すことができる、即効性があり、人体に影響のない方法。かつ、スプレー散布等の人間が現場に出向いて処理する方法ではなく、低コストなもの。

13. 照明器具の耐食性向上に関する技術で低コストのもの
14. 受変電設備の小型化・軽量化・長寿命化に関する技術で低コストのもの
15. 受変電設備の保守効率化に関する技術で低コストのもの
16. 蓄電池やコンデンサー等の長寿命化技術で低コストのもの

設備

1. 廃棄物処理施設の酸性ガスを抑制する技術

環境のため、酸性ガスの排出を防止する技術。

2. 廃棄物処理施設の酸性ガス中和剤のコスト削減に関する技術

酸性ガスが発生した場合これを中和させるため中和剤を噴霧しているが、中和剤削減に関する技術。

3. 道路情報板等LEDユニットの更なる長寿命化の技術

視覚障害者や異常気象時に視認性に優れ(青色等の使用)かつ長寿命に優れた道路情報板LEDユニット。
現在、HL型道路情報板を設置し、表示素子には高輝度発光ダイオ-ド(赤、黄緑、橙色)を使用している。

航空照明

1. 航空灯火のガラス面への付着物を少なくする低コストの技術

屋外に設置した航空灯火(橋梁施設上に設置されている進入灯火および滑走路・誘導路に設置されている灯器)のガラス面には、航空機の排気ガス・タイヤのゴム片・塩分などが付着することにより、光学的特性が劣化するので、これを防ぎ、低コストで行える技術。

道路・連絡橋

1. 複雑な橋梁における作業性及び経済性に優れた塗装塗替用足場

空港連絡橋(道路鉄道併設橋)のような複雑な橋梁構造物の塗装塗替え作業において、単管足場、吊足場に変わる作業性及び経済性に優れた足場工法。

2. 塗装塗替え時の簡便かつ確実な素地調整(2種ケレン)の方法

部分的な発錆部について、簡易ブラストなどによる手法の開発。

3. 鋼床版舗装において、耐流動性、耐久性に優れた舗装材料

鋼床版舗装のバスターミナル部のような、夏期、高温により流動し易くなるような箇所において、耐流動性、耐久性に優れ、かつ短期施工となる舗装材料。

4. 内照式道路標識に代わる長寿命化、コスト縮減等に優れた新材料及び新技術

空港用地

1. 地中止水壁の止水性を部分毎に確認する技術
2. 地盤挙動に対して変形追随性の高い止水壁に関する技術

不同沈下など地盤挙動に対して壊れることなく柔軟に変形して止水性が確保できる止水壁構築の技術。

3. 高さ制限下でも消波ブロックが設置できる技術

海面から10m程度の高さ制限下において、効率的に海上作業で消波ブロックが設置できる技術。

4. 護岸構造を変えないで越波を抑える技術

護岸構造の大幅な改修や消波ブロックの設置など大規模な工事を伴わないで護岸の越波を押さえる技術。

5. 地下水の流れを地上から把握できる技術

止水壁で囲まれた埋立地盤内のゆっくりとした地下水の流れを地上から把握できる技術。

6. 目詰まりがしにくい浸透式雨水排水に関する技術

雨水を地下浸透式に排水する施設は、時間が経過すると目詰まりで浸透機能が低下することから、フリーメンテナンスで排水機能が維持可能な浸透式雨水排水に関する技術。

7. 大型排水ポンプの能力向上に関する技術

関西空港では雨水排水用に大型ポンプを設置しているが、今後更新の際に、地下ポンプ室を大きく変えないでポンプ能力を向上させる技術。

8. 地中埋設管に作用している応力を計測する技術

地中に埋設されている配管は、地盤挙動に伴う変形により応力が作用していることから、この応力を地上から計測できる技術。

9. 地盤の高さを面的に迅速に測量できる技術

空港の地盤高は、水準測量により決められたポイントを計測しているが、これを補完して沈下が進行中の地盤を面的に精度良く迅速に測量できる技術。

10. 地盤挙動下における測量基準点の管理技術

変位が進行中の海上空港において、測量点の地盤高・位置を計測する際、基準となる点を、低コストで継続的に測量できる技術。

環境

1. ヒートアイランド対策に関する技術

地表面の被覆の改善による高温化の防止などのヒートアイランド対策に関する技術。

2. 省エネルギーに関する技術

滑走路やターミナルビルなど空港内のエネルギー消費量を削減できる技術。

3. 新エネルギーに関する技術

太陽光や風力など自然のエネルギーや未利用のエネルギーに関する技術。

その他

1. バードストライク対策に関する技術

滑走路などへの鳥類進入、飛来防止のための技術で飛行場の運用に障害とならないもの。

2. 搭乗ゲートまで迷わずたどり着けるようサポートするシステム

IT技術等を利用し、目的地まで的確に案内するサービス。


関西エアポート株式会社は、2016年4月1日より関西国際空港および大阪国際空港の運営権を継承しました。それ以前の運営に関する記事・資料には、当時の運営会社である新関西国際空港株式会社(現:空港所有者)名が記載されていることがありますのでご了承ください。