お客さま満足度向上への取り組み

関西エアポートでは、快適性と利便性を追求し、お客さまが安全で心地よく過ごすことができる、魅力あふれる空港をめざしています。この実現に向けて、施設の改善、サービス品質の向上、従業員教育の充実を図るとともに、お客さまの声を活かした継続的な改善活動に取り組んでいます。

関西国際空港のCSへの取り組み

CS向上をめざして

「関西国際空港CS向上協議会」を中心とした組織図。中心の周りに「関係行政機関」「警備・清掃会社」「テナント・ホテル」「関西エアポートグループ」「旅行会社・その他サービス」「交通機関」「航空会社」の7つの組織・団体が繋がっています。
関西エアポートでは、お客さま第一主義の徹底を図り、「使いやすく来て楽しい空港」「お客さまに喜んでいただける空港」をめざして、さまざまな取り組みを行っています。また、空港全体として、当社だけではなく、航空会社・テナント事業者・官庁関係者など約40もの団体・組織から構成された「関西国際空港CS向上協議会」を平成15年12月に発足し、空港スタッフのCSに対する関心を高める取り組みを行うとともに、一層のお客さま満足度の向上を図っております。
詳しくは、関西国際空港ウェブサイトをご覧ください。

アクセス利便性の向上

関西国際空港のアクセスについては、当社だけでなく、関係事業者や地元自治体、経済界と一体となって、利便性の向上に取り組んでいます。

  • 充実したリムジンバスネットワークの運営
  • 地元経済界との連携強化
  • 自治体・交通事業者との協力体制

リムジンバスに関する最新情報・時刻表は下記の関西空港交通株式会社ウェブサイト(外部サイト)をご覧ください。

CS向上協議会の取り組み

空港スタッフ表彰制度

「関西国際空港CS向上協議会 CS年間グランプリ授賞式」と書かれた横断幕の前で撮影された記念写真。
「空港スタッフ表彰制度」は、お客さまに喜んでいただける素晴らしいサービスの提供や、日々、関西国際空港のCS向上のために取り組んでいるスタッフやチーム、事業者を表彰する制度です。お客さまから寄せられたご意見を集計し、関西国際空港CS向上協議会で選考しています。

CS(お客さま満足)向上に係る講演会

多くの空港スタッフの前で外部講師がお客さま満足向上に係る講演会を実施している様子の写真。
空港スタッフを対象に外部講師を招いて「CSとは何か」「なぜ必要なのか」「どのように実践すればよいのか」などのテーマでお話を伺い、お客さまに対するCS意識を高めています。また、CS向上はES(従業員満足)向上をもとに成り立つと考え、組織内コミュニケーションなどがテーマの講演会も実施しています。

サービス介助セミナー

車椅子を使い「サービス介助セミナー」を開催している様子の写真。
高齢者や障がいをもつお客さまへの介助技術や接し方を学ぶ「サービス介助セミナー」を開催しています。車椅子操作、目や耳が不自由なお客さまとのコミュニケーションの取り方について講義を受けるほか、白内障ゴーグル、耳栓、手足におもりをつけた状態で歩行する高齢者疑似体験や、実際の状況を想定したロールプレイも行います。
「体験を通して大変さがわかった。お困りのお客さまには積極的に声をかけます」と、受講した従業員のスキルアップと意識向上につながっています。

大阪国際空港のCSへの取り組み

CS向上をめざして

「大阪国際空港CS向上協議会」を中心とした組織図。周りに「航空会社 保安検査」「テナント その他サービス」「新関空会社グループ」「関係行政機関(オブザーバー)」「交通機関」の5つの組織・団体が円で繋がっています。

企業や行政機関といった業種の垣根を越え「お客さま第一主義」を合言葉に空港内のさまざまな団体や組織が互いに連携してCS (お客さま満足)向上に取り組むための組織「大阪空港CS向上協議会」が2014年3月に発足しました。「お客さまに喜んで頂ける空港」をめざして、大阪国際空港全体が一丸となってCSを推進するための協力活動の最高機関です。

主な活動:

  • 委員会(年1回) 幹事会(年2回)を開催
    • お客さまからのご意見を共有・分析
    • CS向上施策を検討
    • 各職場での取り組み事例の発表
  • 研修・講演会・植栽イベントの実施

CS向上協議会の取り組み

CS(お客さま満足)向上に係る研修・講演会の開催

接遇やマナーに関する講義で、参加した空港スタッフが外部講師の話を真剣に聞いている様子の写真。
空港スタッフを対象に、外部講師を招いて「接遇」「マナー」の基本およびスタッフにとって有効なテーマの講義を開催し、CS意識を高めています。

サービス介助セミナーの開催

車椅子を使い「サービス介助セミナー」を開催している様子の写真。
高齢者や障がいをもつお客さまへの介助技術や接し方を学ぶ「サービス介助セミナー」を開催しています。車椅子操作、目や耳が不自由なお客さまとのコミュニケーションの取り方について講義を受け、スタッフのスキルアップと意識向上につなげています。

サービスレベルのベンチマーク

ASQ調査の実施

ACI(国際空港評議会)が監修するお客さまサービスに関する調査で、世界の約300の空港が参加しています。お客さま満足度のベンチマークを実施し、2014年よりサービスレベルの向上に活用しています。

調査方法

出発前のお客さまを対象としたアンケート調査を実施しており、施設や接遇などのサービスに関する項目について、5点満点での満足度評価をいただいています。年間1,400件を超えるご回答をいただき、これらの声を参考にサービスの改善に取り組んでいます。

「全体的な空港の満足度」の項目スコア(5点満点)

関西国際空港
調査年 Q1(1~3月) Q2(4~6月) Q3(7~9月) Q4(10~12月) 年間平均
2025 4.20 4.39 4.29
2024 4.32 4.28 4.36 4.22 4.30
2023 4.06 4.23 4.17 4.12 4.14
2022 - 4.11 3.98 4.00 4.03

* 2022年Q1は新型コロナ感染症の影響により休止

大阪国際空港
調査年 Q1(1~3月) Q2(4~6月) Q3(7~9月) Q4(10~12月) 年間平均
2025 4.43 4.37 4.40
2024 4.23 4.33 4.23 4.32 4.28
2023 4.13 4.20 4.20 4.17 4.17
2022 4.35 4.21 4.20 4.20 4.24